個人と中小企業での借り入れ契約の違い

お金の借り入れ、個人での利用と中小企業との違いについて

個人での借り入れと、中小企業としての借り入れの違いについて消費者金融に関して言えば、金利幅には大きな差は特にありません。審査で見られる部分に関しても、例えば返済能力を問われる収入面で言えば、個人の場合は年収がいくらくらいなのか、加えて職種や業種がチェックされます。中小企業の場合は年間の収益がどのくらいなのか、個人と同様に業種や業態がチェックされ、借り入れできる金額や金利が決定されます。金利幅も制度上、大きな差はなくなってはいますが、個人よりもより大きな金額を必要とする中小企業の場合は、審査が厳しく、貸す側の抵抗が大きくなっているのも事実です。

個人での借り入れ限度額は、年収3分の1までと決められていますが、中小企業の場合はいくらまで借り入れが出来るのかは、審査次第となります。一昔前までは、土地等を担保にいれて借り入れをするのが常識でしたが、消費者金融では無担保でのローンも用意されています。ただし、金額に関しては担保を必要とするもののほうが高く、土地を担保とするもので最大で10億円、権利などを担保にするもので最大2億円、無担保のものだと最大で800万円と大きな差があることを知っておいてください。

借り入れ金額の多額な点や、使い道も定まっているという意味では、個人に行われる審査に比べ中小企業には時勢もあり厳しいものとなっています。資金運用に困り、倒産してしまった企業もここ数年急増してしまいました。それでも、この国を支えているのは中小企業です。
以前ほどの、資金の貸し渋りや締め付けも和らいできていますし、少しずつですが景気もよくなる兆候を示しています。決して弱気にならず、常に上昇志向であり続け、様々な場所で開かれている資金運用に関する窓口や、銀行以外の金融機関での借り入れを賢く利用して、これからもこの国を支え続けていって欲しいと願っています。